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| 保存場所 | 東京都北区飛鳥山・飛鳥山公園内 |
| 状態 | ボロボロ。ベニヤ板での窓ふさぎ。床板穴あき。でしたが、1998年に、改装。(下品に) |
| 車両形式 | 6000形 |
![]() かなり保存状態の悪い車両です。 保存地、北区は、唯一残った都電、荒川線のある区です。 王子電気軌道とは、戦時中の1942年、交通調整法により運営を東京市へ強制移管、買収された民間の会社です。 1997年9月発行東京懐古旅団通信7号より
1998年2月16日〜3月20日に東京都北区役所により整備、改装されました。 全塗装(台車含む)。 一部が割れて無くなっていた窓ガラスは、全取り替え。 外装のハガレ部補修。 床の穴あき補修です。 ベニヤ板での窓ふさぎ、床板穴あき、といったボロボロの状態から、かなり印象が変わりました。しかし、残念なことに、色がオリジナルとはまったく異なります。車体に書かれた字や数字も、まるで素人が書いたような、なさけない字体です。 施工は(株)総合リフォーム企画という会社で、都電とはなんの関係もない業者でした。改装風景を見に行ったのですが、ペンキ屋さんのおじさんが、公園の遊具のペンキ塗りと平行して作業をしている、といった感じでした。整備、改装は、保存車両のためだけではなく、公園遊具等の再塗装といった、大きな施工の一環だったのです。 他の所に保存されてきた車両には、ボロボロに荒れ、廃棄という道をたどっていく車両が少なくない現状から考えれば、保存という方向を取った今回の整備はすばらしく思うのですが・・・ しかし、私が小学生の頃に、この保存車両の中で遊んだ時の、生き生きとした電車の雰囲気や、リアリティはもうありません。 思い入れの強い車両だっただけに、それが残念です。 1998年5月発行東京懐古旅団通信15号より この整備のすぐ後、東京都小金井市にある、江戸東京たてもの園にて、画期的な保存がされました。 都電荒川車庫の片隅に置かれていた、車両7514号が整備、保存されたのです。オリジナルに限りなく近く整備され、停留所(正確には、電停)も復元されました。モーターは動きませんが、押せばレールの上をちゃんと動くという状態です(通常の開園時には、動かせません)。すばらしいです。 この飛鳥山に保存されている6000形車両よりも、新しく、歴史の浅い車両が、こんなに手厚く保存され、オリジナルに近く保存されているのを見ると、やはり、6080号の整備、改装には、もう少し愛情と、文化的な視点が欲しかったと、思わざるをえません。 2000年7月10日 追記 |
| 製造年 | 1949年 |
| 廃車年 | |
| 製造所 | 日本車両 |
| 公開 | 内部非公開。公園の中に保存されているので、外部は24時間見学可能。 |
| 屋根 | 無 |
| 設置場所 | コンクリートの土台・レール上 |
| 台車 | 有 |
| 備考 | 十何年前までは日曜日などの、決められた時間帯のみ内部も公開。 |