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万世橋南側西詰 架線柱

秋葉原駅電気街口より徒歩3分
東京都千代田区
万世橋南側西詰






万世橋の架線柱 残された架線柱
電気で走る路面電車には架線柱が必要です。
網の目ように張り巡らされた路線は、無数の架線柱を東京に立てました。


しかし、昭和40年代以降の路線廃線に、レールは次々と東京から姿を消し、架線柱も・・・、
いえ、一部の架線柱は再利用されたのです。 電車のいなくなった、かつての線路跡に今でも残っています。
レールなどの再利用はなかなか難しいのですが、架線柱は、普通の電柱(注)などとして再利用されているものがあるのです。



現存する中で一番好きな架線柱です
この架線柱は、再利用されずに、ただそこに立っています。
ちょっと珍しい架線柱です。

保存状態もかなりよく、架線を空中に張るためのフックが残っています。なにより家の中からニョッキリでているのが楽しいです。
保存状態のよいのはその家(名刺屋さん)があるせいかもしれません。
戦後のどさくさで土地の所有があいまいな時に、バラックなどを建てて、あいまいなまま現在にいたっている所などが東京にはまだ残っています。
この架線柱のニョッキリでている名刺やさんは、そんな戦後のどさくさに建てられたバラックの名残のようなモノなのではないでしょうか。

東京懐古旅団になじみの東京都北区王子、飛鳥山公園の下には、「さくら新道」という飲み屋街があります。飛鳥山公園の土地だった所に、やはり戦後のあいまいな時、建てられたものだそうです。北区は立ち退きを求めてるそうです。
10年位前には、飛鳥山公園の隣にある、音無橋の周辺にもそういったバラックのような飲み屋さんがいくつもありました。実は、そういう雰囲気が結構好きでしたが、こちらは無くなってしまいました。残念です。

話が飛びましたが、この架線柱にはぜひともずっとそこに立っていてほしいです。




電柱(注)
よく町なかに立っている電柱を電信柱といいますが、これは日本にできた、始めての電柱が電信用のものだった為、電信柱という名前で電柱を呼ぶようになったのです。
電信というのは今でいう電報のことです。
日本には、電気線よりも、電話線よりも、まず始めに電信の線が張り巡らされたのです。
それにしても、デンシンバシラ、いい響きだなぁと思います。

  

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